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刺さない鍼『HaLinkRing』

「刺さない鍼」実は沢山あります。やちほの森で使用する刺さない鍼『HaLinkRing』は弁理士さんに相談の結果、他に類を見ないということで2018年に特許出願、2022年に特許を取得いたしました。

 

 なぜ私がこれを作るに至ったか。

この刺さない鍼をつくるほんの少し前に、私自身が鍼を刺すのも刺されるのもキライ!というコトに気が付きました。

どんなに慣れた術者であっても猛烈に緊張するので、冷汗でびっしょりなんてこともありましたが、患者様には効果があるので使っていました。でも、自分自身はやはり好きになれないモノでした。これが理由の1つです。

 

そして、そのキライを更に深掘りしていくと一番の理由が観えてきました。

 

 私の使用していた鍼は感染の心配がない使い捨ての物です。今現在、日本の鍼師は現在累計18万人。この鍼灸師が毎日1本鍼を使用したとしても18万本。1本あたり0.1グラムだとして、18トン、一番大型のトラックが10トントラックで最大積載量は12トンまで、つまりこれ1台では足りない、2日で3台分です。ほとんどが使い捨て、ステンレス製です。本当なら膨大な資源です。

 自分の生活の中で、使い捨ての物をできるだけ使わないように、買わないようにしたり、できるだけ自然に還るモノ、愛あるモノを選択して生活してきたつもりです。昔から環境のコト地球のコト身体のコトを考える両親でした。そんな中で自分自身も出来るだけ、そういったことに目を向けて生きたつもりです。

 出来るだけ薬に頼らず、体に優しい、季節を感じ、身体を中から整える鍼灸マッサージ治療。これなら一生の仕事として素敵だなと、28年前に鍼灸マッサージ師の国家資格を取得いたしました。

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 そんな思いで選択した仕事で、しかも他者に向かって、そういうものを使っている。悩み続けました。

 使い捨ての鍼は、紙箱・パッキング用のプラスチック・紙、そして一番厄介な「鍼」という廃棄物が出ます。紙箱・パッキング用のプラスチック・紙はそれぞれ分別リサイクルにできますが、「鍼」これは医療ゴミ「危険なゴミ」です。病院などから出る医療ゴミと同じ扱いなので、特別な業者に処理をお願いしなければなりません。高温燃焼ガラス化埋立、そのまま埋立、建築資材としてのリサイクル、色々な処理方法がありますが、やはり「危険なゴミ」には変わりません。

 ゴミにしたくない!これが1番の理由でした。

 どうしたらゴミにならないかを考えました。今現在販売されている色々な刺さない鍼も試しました。ですが、私にとってどれも使い心地は良くありませんでした。また、リサイクルできるものと考えて、「銀鍼」「金鍼」も考えましたが、やはり刺さなければならないということ、刺されるのは嫌という人も数多くいること。残るは「手」、でも鍼という線のようにツボに入り、経絡を巡るモノが欲しい、使いやすく手と同じように。そんな思いから「手が鍼になる」モノを考えました。そうして、この度、他に例を見ないということで特許出願ができ、特許となりました。

 人間も発熱体であり、僅かであっても電気を帯びています。そして手を触れただけでも、その人の電気は相手の身体の中の色々な元素に反応します。小さい時、お母さんに撫でてもらったこと、また自分が子供たちを撫でているときに気持ちがイイ、気持ちよさそうなのは、深い信頼と愛情のエネルギーが化学反応、物理反応を身体の中で起こしているのだと感じます。そんな、様々な相互の反応をスムーズに行えるように、この刺さない鍼『HaLinkRing』の先端は銀・18金で出来ています。本体は銀、18金それぞれあります。銀・18金にしたのは小電流・低電圧な微小負荷領域で使用するには「銀」「金」が最適だからという理由です。深い信頼と愛情のエネルギーが、ご自身のお身体、親から子、施術者からクライアントの、ツボ・経絡へ流れていきます。

 原因不明の症状が沢山の今日、WHOでもその効果を認められている鍼灸治療は世界中で術者の数も増え、治療への期待も大きくなっています。鍼灸師さんはもちろん、刺す鍼は苦手な方への治療、お母さんが子供に、美容のため、色々に使っていただければと考えています。この「鍼」と「手当」を合わせ持った「刺さない鍼」が世界中に広まり、期待が広まる鍼治療において、鍼灸師でなくても、だれもが使える、そしてゴミにもならない…日常のセルフケア、施術の道具になることを心から願っています。

                                          

​・・・加枝・・・

鍼師

灸師

あんまマッサージ指圧師

(国家資格)

・・・・・・

月よみ師Ⓡ

(旧・一般社団法人 自然治癒力学校認定)

・・・・・

カラコエ師🄬(カラダの声を聴く技術🄬を伝える人)

からだの声を聴く技術🄬・マスタープロ講師

​月からからだの声を聴く技術=ルナコエ師🄬

月からからだの声を聴く人講座・講師

​(ミトコンドリアオープンカレッジ)

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2019年自然治癒力学校おのころ心平先生の元で「月よみ師🄬」を取得し、西洋占星術を勉強し始めました。西洋占星術はホロスコープを使います。この世に生れた瞬間、どの天体が、どの位置にあって、その向こうには、どの星座があったのか、、、
その中心は地球。それは私です。同じものはほぼないと言われるホロスコープは、あなたはこの世でたった一人の大切な大切な人なんだと示してくれるものだと感じています。

 

私の大切にしているコトは命です。全ての命を育む宇宙に囲まれた地球、それは私たち一人ひとり、あなたたち、命です。

私がこの鍼を広めたいのは、誰も傷つけないというコト。

・使い手にとって
指に装着するというコトはエネルギーをスムーズに使えるコト

持つという負担がなく、疲れにくいというコト

ゴミを出すという罪悪感で傷つくことはないというコト

・受け手にとっては
痛みがないコト

傷がつかないというコト
傷を修復するというエネルギーを消費しないコト

 

・地球にとっては
ゴミという形で汚されないコト

 

痛みや、症状は
そのカラダからのメッセージだと思っています。その痛み、症状に対して取り除くという攻撃的なモノではなく、その痛み、症状に寄り添い、深く傷ついているトコロに寄り添い、全部丸ごと、あなたで地球で宇宙で私、全て本当に大切な命、輝く命だと感じています。

そうして
共に生きる世界から、共に歓びに満ちて歓喜し生きる世界を一緒に創っていくコト
それが私の、この鍼を通して伝えられるコトで未来の世代に平和で持続可能な世界を手渡していく、この地球での役割だと感じています

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